中国茶SFマンガZINE『茶酔叢書』
第二巻が刊行!
熱茶を何煎も飲むことで、カフェインやミネラル、温熱効果などによって、リラックスしながら覚醒する現象 “お茶酔い“。
『茶酔叢書』は、このお茶酔いを感じるためのZINEのシリーズです。
巻二のテーマは伝説と日常。
茶にまつわる様々な逸話や身体感覚をマンガとコラムで紹介します。
本巻では特に台湾茶とジャスミン茶にフォーカス。
香り高い茶をカジュアルに楽しむZINEになっています。
また、超初心者向けのガイドも収録。
マグカップで中国茶を美味しく煎れる方法や、略式の茶の生活記を掲載。
超常的な茶の伝説から個人的な生活の茶まで、盛りだくさんです。
[目次]
・虫に噛まれて甘くなる蜜香烏龍
・茶玩具——掛け湯の儀
・仏の手と呼ばれた茶
・みんなの茶の略
・マグカップで茶を煎れる
・ジャスミン茶の世界
中国茶SFマンガの物語が動き出す
今回もマンガは、アートチーム「最後の手段」による完全書き下ろし。
巻一で互いに出会ったピオちゃん一行。
いよいよそれぞれの物語が動き出します。
【あらすじ】
宇宙旅行が一般的になった近未来の東京都杉並区。火星から都内の大学に進学してきたピオちゃんは、フラットメイトのタイヘイ君とビデオゲームをしていた。負けたピオちゃんが癇癪を起こすと、最古の茶書『茶経』がうっかりコンソールに誤インストール!すると、著者・陸羽の思念体、NEO陸羽が生成された!伝説的な茶の力で、お茶酔いの世界にのめり込んでいく。
シリーズロゴ
シリーズ「茶酔叢書」の題字ロゴは、京都のオルタナティブギャラリー「VOU/棒」のグラフィックデザインなどを手がける三重野龍によるもの。
ゆらめく茶の水面、はたまた、立ち上る湯気のよう。
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茶酔 ochayoi
お茶酔いを軸にした茶文化コミュニティ。何煎も何煎も熱茶を飲み続けることによって、カフェインやミネラル、温熱効果でリラックスしながら覚醒する現象「お茶酔い」の体験を広めるべく、茶具制作、茶会、ポッドキャスト、ZINEなどの様々な活動を展開している。2021年7月に、湧水を採取してその場で茶を飲む「お茶酔いポッドキャスト」をスタート。2022年から中国茶具「茶盤」を製作。2023年にお茶酔いWS「茶酔の会」「茶酔二会」を京都・VOU bldgで開催。
最後の手段 Saigo no Shudan
最後の手段は、有坂亜由夢、おいたまい、コハタレンの3人からなる、人々の太古の記憶を呼び覚ますためのビデオチーム。2010年に結成。手描きのアニメーションと人間や大道具小道具を使ったコマ撮りアニメーションなどを融合させ、有機的に動かす映像作品などを作っている。近年は3DCG作品や漫画作品等も手がける