【急須なし】中国茶の入れ方 - コップで簡単に美味しく入れる方法
「中国茶を買った / もらったけど、急須がない!」
そんなときは家にあるコップでも美味しく入れることができます。
今回は究極に簡単に入れられて、かつ、おいしく入れられる方法を紹介します。
急須(茶壷)を使っておいしく入れる方法はこちら
必要なもの
茶葉(約5g)
お湯
コップ 2個(それぞれ急須とピッチャーの役割)
茶こし(なければザルで代用)
家にあるものだけで十分です。
コップはマグカップでも湯呑みでも何でも大丈夫です。
大きさはマグカップ程度あれば安心です。
美味しく入れるコツ
中国茶を美味しく入れるコツは3つだけです。
アツアツで入れる
なるべく余分に蒸らさない
何煎も入れる
急須(茶壷)がなくてもこれを徹底すれば美味しく入れられます
逆に急須(茶壷)を使ってもこれらに気をつけないと茶葉のポテンシャルが十分に発揮されません。
基本的な手順は急須を使うときとほぼ変わりません。
「茶器を温め、茶葉を蒸らし、ピッチャーに移す」だけです。
手順
1. コップ①に熱湯を注ぐ
コップ①が熱湯で温まります。30秒くらいで十分です。
2. コップ②にお湯を移し、コップ①に茶葉を入れる
お湯をコップ②に移し、温めます。こちらも30秒くらいで十分。
その間に空になったコップ①に茶葉を入れます。
コップの温度で茶葉が温まり、これだけで香りが立ち上ってきます。
お茶を入れるときは、お茶の通り道に先に熱湯を通して置き、事前にすべてを温めておきます。
温めるのが目的だったので、コップ②に移したお湯は捨ててしまいます。
3. 沸騰したての熱湯をコップ①に注ぎ、30秒蒸らす
いよいよお茶を入れていきます。特に指定がなければ30秒を目安に蒸らしてください。
(2煎目は40秒、3煎目は50秒、というように10秒ずつ増やしていきます)
原理的には急須です。フタ代わりにお皿を乗せたりしてもOKです。
要はお湯の温度が下がらなければなんでもありです。
4. 茶こしを使ってコップ①からコップ②へ一気に注ぐ
蒸らし終わったら茶こしを使って、コップ①からコップ②へ一気にお茶を注いでいきます。
茶こしがなければザルでも問題ありません。
なるべく一気に注ぎきってコップ①にお湯が残らないようにしましょう。
以上、これだけです。あとは飲むだけです。
コップから飲むと中国茶の香りを顔いっぱいに受けて贅沢に飲むことができます。
そして、大事なのは何煎も飲むことです。同じ手順で繰り返し入れていきます。
最低でも3煎、上質なものは7煎くらい入れられます。
蒸らし時間は好みで自由に調整してください。
目安は1煎目が30秒、2煎目は40秒、3煎目は50秒、というように10秒ずつ増やしていくのがおすすめです。
本格的な茶器でかしこまって飲むのも楽しいですが、より日常的に手軽に飲みたいときもある。
これぐらい簡単に入れて、中国茶をより身近に楽しむのもおすすめです。
お茶酔いするには緊張せずに楽しく飲むのが一番。
シチュエーションにあった楽しみ方で良いお茶酔いを!